開催レポート【BABAlab 月イチ・ホンネ会議プチ】レジで感じるプレッシャー

BABAlab 月イチ・ホンネ会議プチ『レジで感じるプレッシャー』


2024年2月29日(木)19時30〜20時30分

巷のサービス・商品などについて「ほんとのところどうですか?」をみなさんと話ながら、「ほんとはこうなればいいのに」を考える会議です。

今回のトピックスは

『レジで感じるプレッシャー』


・スマホ決済でないと肩身が狭い?

・エコバックを用意するに手間取ってしまう!

・「ゆっくりレーン」ってどうなの? など

【日程】2024年2月29日(木)19時30〜20時30分

【参加方法】オンラインzoom

【定員】15名程度

【参加費】無料

【主催】BABAlab(ババラボ)


<レポート>

■いまの現状

・人手不足、スーパーはキャッシュレスやセルフレジ、無人レジの導入を進めている

・「スローレジ」「おしゃべりレジ」など主に高齢者向けにゆっくり買い物できる取り組みが増えている

■よいところ

・セルフレジは自分のペースでゆっくり買い物ができる

・スマホひとつでポイントカードや決済が済む

・働き手が少ない地域でも無人レジでお店を開いてもらえる

<スーパー・コンビニ側>

・セルフレジ、無人レジで人員が削減できる

・キャッシュレス決済で現金を扱う必要がない(レジ締めなどが楽)

■イマイチなところ

・高齢者は買い物でしか外出しない人も多く、店員さんとしゃべる機会が失われている

・スマホでポイントカードを表示するのに逆に手間取る、紙のほうが早かった

・セルフレジで「お酒・タバコ」など買えないものがある

・スマホを出して、エコバッグを出して、とやることがたくさん

・有人レジで店員とおしゃべりしている人がいて時間がかかっている

<スーパー・コンビニ側>

・決済方法がたくさんあるのでスタッフの教育がたいへん

・キャッシュレス決済や無人レジが浸透していないので、お客さまに解説するのに時間がかかる

・働く高齢者も増えているので、働きやすい環境が必要

■こんな風になってほしい

<セルフレジ>

使い方が難しいように感じる

 →使い方を覚えると”自分のペース”で買い物ができる

 →数台あるので、後ろに並ぶひとを気にしなくてよいし、現金もカードもいろいろ使える

<キャッシュレス決済>

まだまだ使わない人が多い

 →必須になってくるので、使い方を教え合える環境をつくろう!

<有人レジ>

・列が長くなる傾向にある

 →「ゆっくりレーン」だけでなく、「スピードレーン」など段階ごとに分けるとよい

 →一列に並ばせてから、レジへの分岐が2回くらいあると空いているレジにスムースに移動することができる

・初心者スタッフの列がさらに長くなる傾向にある

 →初心者マークを胸元につけるだけでなく、目立つようにはっきり表示する

 →買い物する人は大らかな心で見守る

・高齢者スタッフが働きやすい環境をつくる

 →座って作業できるレジがあってもよい

 →初心者マークでなく、もみじマークをつける?

<会話などコミュニケーション>

買い物での会話を楽しみにしている高齢者も多い

 →オランダの事例「みどりカゴ(みどりのカゴを持っている人はおしゃべりしたい人、お客同士の会話のきっかけになる)」のように、お客さま同士の会話をつくる取り組みはよい

 →店員は忙しいので、おしゃべりするボランティアなどを店内に置くのもよい


<まとめ>

セルフレジはマイペースレジだった!自分のペースで買い物ができるので、実は高齢者におすすめ!

※カイゼン提案書をクリックするとPDFファイルがひらきます

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