開催レポート【BABAlab 月イチ・ホンネ会議プチ 】『なにかと”いきいき”を求められる私たち その言葉ってほんとのところどうですか?』
巷のサービス・商品などについて「ほんとのところどうですか?」をみなさんと話ながら、「ほんとはこうなればいいのに」を考える会議です。
今回のトピックスは
『なにかと”いきいき”を求められる私たち その言葉ってほんとのところどうですか?』
・”いきいき”と生きるってどういうこと?
・”いきいき”っていう言葉のイメージは?
・こんな言葉のほうがいい? など
【日程】2024年1月25日(木)19時30〜20時30分
【参加方法】オンラインzoom
【定員】15名程度
【参加費】無料
【主催】BABAlab(ババラボ)
<レポート テキスト>
<データでみる>
「イキイキ」という言葉を使った、行政や民間の事業、施設、イベントなどが多い。
そもそもは、「新鮮」「活力がある」などポジティブなイメージをもつ言葉。
<言葉のイメージ>
◉よいところ
・元々は良い言葉
・ポジティブさを感じる
・力強いイメージ
◉イマイチなところ
・「そんなにイキイキしていないのに」と恥ずかしく感じる
・良い言葉なのに、手垢がついてきた
・「いきいき」「ふれあい」「さわやか」は行政のせいでイメージが悪くなった
・「新鮮でピチピチしている」ってシニアとイメージが違う
<改善提案>
提案1:良い言葉なのに、手垢がついてきた
→ 「いきいき」「ふれあい」「さわやか」目指す姿や目的として行政や企業は使うべきでない!
結果としてその状態になっていたらいいけども!
提案2:ひとが描く”イキイキ”には抵抗感がある → 65歳〜100歳まで、状況はさまざま。”イキイキ”の姿を押し付けるのはよくない!
海外旅行!?サーフィン!?オープンカー!?くそくらえ!
提案3:”イキイキ”ってなにもかも全部手に入れる感じ!
→歳を重ねると、出来ることを<ふるい>にかける必要がある、すべては出来ない
できること、やりたいこと、やれることを選んでいく
提案4:自分だけが”イキイキ”でいいのか!?
→”イキイキ”じゃなくて…機嫌のよい状態でいること、そのことによって周りのひとたちも機嫌よくいられることが大事
提案5:お金が無くても病気でも仕事がなくても”イキイキ”を求められるの?
→どんな状態だっていいじゃない!本人が心地よく&機嫌よくいられるのがベスト