開催レポート【学習会】5月23日(日)月1学習会『シニア×ゲームのサービスや場づくりについて考えよう』
BABAlabの月1学習会、2021年5月のテーマは 「シニア×ゲームのアイデアを考えよう」でした。
最近、ボードゲームや健康マージャンなど、ゲームを楽しむシニアが増えています。
今回は、シニアも子供も一緒に楽しめるゲーム「マグネッタ」を開発し、クラウドファンディングにも挑戦した松延健児さんをゲストにお招きし、「シニア×ゲーム」で展開できるシニア向けのサービスや場づくりについて考えました。
まずは、「健康マージャン」の話題。「夫がやっていたけれど難しそうだからあきらめていた…」という女性が、友人に誘われて始めるうちにハマっていくケースが多く、活動グループは女性の割合が大きいのが特徴です。実力だけでは勝てず、運に左右されるゲームなので初心者が経験者に勝つこともあり、そこが楽しさの秘訣だとか。
続いては、「eスポーツ」の話題。インベーダーゲームやアーケードゲームに親しんだ世代も今はシニア。若者だけでなく、多世代が集まり、競技としてオンラインゲームやテレビゲームを楽しむ地域イベントが増えています。高齢者施設でも、簡単な操作でできるゲームをつかったレクリエーションが人気だとか。
今回のゲスト松延さんの開発したゲームは、子供から高齢者までみんなが楽しく遊べるものです。家族のアイデアから生まれたこのゲームは、1年間をかけて試作品をつくったり、販売協力先を探したりとコロナ禍のなか進められたそうです。
「お孫さんと楽しみたい」という声もあれば、「子ども食堂」や「高齢者施設」でのコミュニケーションの道具としておもちゃを買いたいという声もあり、長年社会や地域のために活動してきた松延さんの知識や人脈がいかされていました。
開発したゲーム Makuake「マグネッタ」プロジェクトページ(動画30秒)
https://www.makuake.com/project/magnetta/
松延健児さん プロフィール
「シニア、起業、コミュニティ」をテーマに事業を展開、故日野原重明先生Facebook担当やFacebook公式「100年ずっ友プロジェクト」主任講師を務めたり、シニアのシニア向けのSNS参考書などを執筆。株式会社エクサネット代表。
<シニア向けゲームのポイント>------------—
・ルールや遊び方は難しすぎないことが大切。勝った!クリアした!など達成感が得られること
・多世代で遊べるもの
・遊びながらしゃべれる、コミュニケーションが取れるもの
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【日程】 2021年5月23日(日)10:00~11:30
【参加方法】オンラインzoom
【定員】12名程度
【参加費】無料
【主催】BABAlab(ババラボ)
【共催】NPO法人埼玉情報センター