開催レポート【学習会】月1学習会『地域の助け合いサービスについて考える会』
全国で行われている「助け合いサービス」の事業化に必要な「人・もの・カネ」について意見交換をする学習会を実施しました。
<内容>
・自己紹介
・ゲスト:京都市の理学療法士笠江省太さんによる企画プレゼン
・質疑
・助け合いサービスの事例
・事業化についての意見交換
まずは、笠江さんが計画している、介護保険サービスと保険外のサービスについてのプレゼンテーションを聞き、「どのように事業化したらいいか」「メンバーを集めるには」「法人格をどうしたらいいか」「地域の人を巻き込むには」などについて意見交換しました。
一番盛り上がったな話題としては、介護保険サービスには、膨大な事務作業や書類作成業務が必須だが、それに時間を取られると本来やりたいことができない。しかし、「介護保険サービス」は事業のために必要。
「保険外サービス」は利用者の満足や自分のやりがいのために必要。このふたつのバランスをどう取るのか?という内容です。
正解はなく、自分自身が「楽しい」と思える事業バランスをやりながら考えていくしかないというアドバイスもありました。
参加者のみなさん(経験者も含む)から多く聞かれた意見としては、地域のひとたちを多く巻き込んで「人=メンバー」を増やすこと、そして、同じ業界の事業者とライバル(利用者の取り合い)にならず、自身の事業のオリジナリティ=強みを生かしながら連携をすること。
介護保険外のサービスは今後もニーズが高まると思われます。
BABAlabでは、引き続き「助け合いサービス」などについての勉強会を実施していきたいと考えています。
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■学習会で話題にでた参考情報
介護付き住宅「はっぴーの家ろっけん」
https://helpmanjapan.com/article/8161
NPO法人グレースケア機構
https://g-care.org/
代表 柳本 文貴
『認知症ゆる介護のすすめ』(メディカ出版)
『イラストでわかる介護記録の書き方』(成美堂出版)
三鷹いきいきプラス
https://www.svsoho.com/place/
埼玉県 元気スタンド・プリズム
http://genki.cafe.coocan.jp/
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■実施した学習会の情報
【タイトル】地域の助け合いサービスについて考える会
【日程】2021年1月24日(日) 10:00~11:30
【参加方法】オンラインツールzoom
【定員】12名程度
【参加費】無料
【主催】BABAlab(ババラボ)
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